キーワードは「非接触」

今回は接触感染対策についてお話させて頂きます。接触感染とは「人」→「物」→「人」の順番で物を媒介してウィルスが感染する経路です。多数の感染者を出した豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号も全員の下船後に船室を検査したところTVリモコン、電話など良く触る部分にウィルスが多数採取されたといいます。当院は「非接触」をキーワードに接触感染を防いでいきます。

ご来院時の非接触体温測定、診察券の受け渡し中止、電子診察券によるチェックイン

受け渡しする機会を極力減らし接触しないようにしています。クレジットカード決済も導入しているため、お札や硬貨の接触も避けることができます。当院は無料のLINE診察券を導入しており、接触リスクなく予約の確認やチェックインが可能です。患者様の身を守るためにも未登録の方はこれを機会にぜひご登録ください。

   

②雑誌、絵本そしてパンフレットの撤去

コロナウィルスは紙の上で24時間生存すると言われています。複数人が触る雑誌は感染リスクが非常に高いので撤去しました。最近はスマートフォンの普及により雑誌を手に取る方も減っていたため、これを機に雑誌を置くのをやめようと思います。

③ドアノブ、トイレのボタン、椅子、タブレットはアルコール消毒

人が触れなくてはならない部分が存在するのでクリーンスタッフがアルコール消毒を行います。タブレットは患者様とスタッフが触るたびに消毒します。コロナウィルスは糞口感染が指摘されています。便座の蓋を開けたまま流すとウィルスが便器の上25cmまで飛び散ると報告があり非常に危険です。トイレを使用後は蓋を閉めて流すようお願いします。

 

④診療台の消毒

以前から行っていることでありますが、診療台は一診療毎に清拭し、ゴム手袋、コップ、エプロン、トレー、シートは全て使い捨てにしております。

①~④の取り組みにより、患者様が安心してご利用いただける環境を作っています。